ずぼらママ大学へ行く‼︎

産業能率大学通信教育学部で大卒を取得するまで

産業能率大学と法政大学通信教育学部の比較

 

じつはだいぶ以前に法政大学の通信教育課程に入学した経験があります。←その頃は毎日深夜まで仕事の生活で、忙しすぎて挫折しました。

 

今回、産業能率大学に入学して半年ほど経過したので、現在、感じていることをまとめてみました。

 

 

産業能率大学は卒業率が高い!

 

これはあちこちにも書いてありますが、卒業率、特に3年次編入の卒業率がかなり高いと思います

 

産業業能率大学のHPに記載されている卒業率は、

短大が66.5%(2021年3月卒業生)、大学入学者の8割以上を占める3年次編入学生が77.0%(同)

ホームページにも書かれていますが、確実に大学卒業をするために、まずは短大に入学されることを勧めています。

 

これは短大も併設している強みかな?と思うのですが、4年間自分を律しながら学び続けるのはなかなか大変です

 

2年間なら何とか頑張れるような気もしますよね。なので、この3年次編入の77%の中には産業能率短期大学の通信の卒業生が多く含まれてると勝手に想像してます

 

産業能率大学の通信のシステムに慣れ、2年ないしそれ以上の期間、通信課程をちゃんとこなせてこれた学習ペースができている方々だからこそという点も大きいと思います。

 

そのあたりを考慮に入れたとしても、卒業率の高さはなかなかなものだと思います。

 

他の大学で、単位が取得しやすいとの口コミが多かった大学もあり、迷ったのですが実際に自宅と大学との距離が近かった為、私は産業能率大学を選びました。

 

 

本学通信教育課程の特色|通信教育課程 | 産業能率大学・自由が丘産能短期大学

 

 

産業能率大学のテキストは読みやすいものが多い

 

法政大学の通信教育課程をしっかりご卒業されていらっしゃる方もいるので、制度だけの問題ではないですが、私が在学していた時の法政大学の通信教育学部と比較すると、産業能率大学は卒業しやすい仕組みが考えられているなと思います。

 

というのも、まず教科書が市販の書籍が多いこと。法政大学は、オリジナルの教科書がほとんどでしたが、内容というよりも書かれ方が学術的ないわゆる教科書だったので、疲れて仕事から帰った後には非常に読むのに気力が必要でした

それに対し産業能率大学は、オリジナルのテキストもありますが、一般的な書籍に近いフォントと行間で非常に読みやすいテキストが多いです。本屋さんに並んでいる市販書籍のような感じなので、普段ビジネス書などを読む習慣がある人にとっては、全く苦痛がなく読めると思います。

 

法政大学に通っていた時とさほど忙しさは変わらないものの、これまで順調に勉強ができているのも、個人的にはこのテキストの影響は大きいなと感じています。

また見た目も市販の書籍と同じなので、職場の昼休みや通勤電車の中で堂々と読みやすいのも助かります。その分、隙間時間をうまく使えているので、効率的に勉強が進めやすい気がしています。

 

法政大学はスクーリングがおもしろい!

 

産業能率大学良いところばかりが続いてしまいましたが、法政大学にも魅力的なところがたくさんあります。

法政大学は卒業にスクーリングの単位が必須となっていて、平日の夜間か夏休みなどのまとまった期間にスクーリング(対面の教室で行われる授業)を履修しないければなりません。一見、卒業するハードルが上がるのは間違いないのですが、そのスクーリングが魅力の一つとも言えると思います。

 

スクーリングは平日の夜間と夏期などのまとまった期間に履修できるスクーリングがあります。私の場合、距離的には平日の夜にキャンパスに何とか通学できる距離だったので、お金を払って履修登録をしたものの、仕事が上がれず全く通えないという状況が続いてしまいました。その結果、スクーリングの単位を習得するために、夏休みなどの有給を全て夏季スクーリングに毎年使わなくてはいけなくなってしまったのですが、何科目かはスクーリングで単位取得を経験しました。

 

スクーリングがおもしろい理由は、夏の1週間連続の講義などは、いろんな人が全国から集まります。地方での開催もありますが、わざわざ市ヶ谷キャンパスで講義を受けるためと東京観光も目的に旅行がてら来ている方もたくさんいました。

大きな教室で授業を受けるのですが、久しぶりの再会を楽しんでいる様子や、どこかウキウキしたような気分が周りに伝わり、みなさん年齢は様々ですが、本当に学生に戻ったような若々しい雰囲気を漂わせているんですよね。場所がキャンパスということもあり、私も大学生に戻った気分を味わうことができ、「私も頑張ろう」というモチベーションにも、もちろんつながりました。

 

個人的には平日の夜の講義が特に良かったです。

ほとんどの人が社会人だと思うのですが、仕事帰りと思われる人、大学生くらいの人、フリーターっぽい人、定年退職したと思われる人、いろんな人がいました。夏季スクーリングよりも平日の夜間の講義の方が、勉強に熱心だったり、先生に質問する内容も非常におもしろい視点だったり、より積極的に勉強している向学心のある人たちが多かったと思います。

夜間の先生も相手が社会人だからだと思いますが、上からではなく同じ目線というか大人同士の意見交換が行われていた感じで、普段の仕事の時とはまた違う知的好奇心が刺激される有意義な時間でした。

 

みなさん駅まで歩いて帰るのですが、帰り道もお互いの自己紹介をしたり、勉強の話をしたり大人同士つかず離れずというか、良い空気が流れている感じがありました。仕事とうまく両立が可能であれば、法政大学は非常にレベルが高くおもしろい授業をしてくださっていたのでやめたくなかったです。スクーリングに行ける人はできる限りスクーリングで単位を取るのもおすすめです。

 

卒業すると法政大学はネームバリューがある

卒業できた時には、履歴書にも記載ができるようになるわけですが、当然ネームバリューとしては産業能率大学よりも法政大学の方が知名度が高いですよね。

 

 

まとめ

法政大学は途中で残念ながら卒業に何年要するかわからなくなってしまい、途中で断念せざる得ない状況になってしまいましたが、産業能率大学に関しては自分の空き時間を使って順調に単位を取ることができています。というのも自己学習が中心で、レポート提出も平日の夜や休日を使って作成することで仕事と子育てとの両立が図れています。

 

試験に関しても、オンラインで24時間受験が可能なため、試験日程や会場、時間が決まっていたらとてもじゃないですが、順調に単位を習得することは難しかったかもしれません。

 

そういった意味でも、今回は色々吟味して産業能率大学を選んでよかったと思っています。

 

 

unionline.misszoo.net